[住野よる]君の膵臓をたべたい

最近､小説が映画化することが多くなってきましたね！

賛否両論ありますが､私は映画化すると嬉しくなってしまう側の人間です ♡｡

 

私は本を読むのが好きで､色んな本を読んできましたが

｢小説のどの部分が切り取られて映画化するのか｣

｢自分が想像していた話と一致するのか｣気になるので

小説と映画の両方を見たいなと思います (*´艸｀*)

 

2017年7月28日(金)に映画が公開するという

住野よる先生のデビュー作 ｢君の膵臓をたべたい｣という小説を読んでみました｡

君の膵臓をたべたい [ 住野よる ] 価格：1512円（税込、送料無料) (2017/8/18時点)

読むきっかけとなったのは友人からの｢今度貸してあげる｣の一言｡

題名のインパクトが強すぎて､早く読みたいと思い

友人に借りる前に自分で購入して読んでしまいました (笑)

 

主人公である「僕」が病院で偶然拾った1冊の「共病文庫」というタイトルの文庫本。

 

それは「僕」のクラスメイトである山内桜良 (やまうち さくら) が綴っていた、秘密の日記帳であり、彼女の余命が膵臓の病気により、もう長くはないことが記されていた。

 

「僕」はその本の中身を興味本位で覗いたことにより、身内以外で唯一桜良の病気を知る人物となる。

 

「山内桜良の死ぬ前にやりたいこと」に付き合うことにより、「僕」、桜良という正反対の性格の2人が、互いに自分の欠けている部分を持っているそれぞれに憧れを持ち、次第に心を通わせていきながら成長していく。そして「僕」は「人を認める人間に、人を愛する人間になること」を決意。桜良は恋人や友人を必要としない僕が初めて関わり合いを持ちたい人に選んでくれたことにより「初めて私自身として必要されている、初めて私が、たった一人の私であると思えた」と感じていく。

 

( Wikipedia より引用 )

 

私は､まず桜良ちゃんの明るい生き様に心が打たれました｡

膵臓の病気で死んでしまうことが分かってから､1日1日を大切にする姿勢｡

次に主人公､僕のクールさ｡桜良ちゃんの病気のことを知りながら動じず接するところ｡

僕のような友人が欲しいと心から思いました(笑)

 

そして桜良ちゃんと僕の会話｡

桜良ちゃんが病気に関する自虐ネタを連発し､僕が困惑しつつ

平然を装って言葉を返す様子が微笑ましく､笑ってしまうシーンもありました｡

 

｢君の膵臓を食べたい｣

｢いきなりカニバリズムに目覚めたの？｣

｢昨日テレビで見たんだぁ､昔の人はどこか悪いところがあると､他の動物のその部分を食べたんだって｣

｢それが？｣

｢肝臓が悪かったら肝臓を食べて､胃が悪かったら胃を食べてって､そうしたら病気が治るって信じられてたらしいよ｡だから私は､君の膵臓を食べたい｡｣

｢もしかして､その君っていうのは僕のこと？｣

 

そんな2人の関係が､羨ましいなあと思わせてくれました(笑)

どきどきしてしまうシーンもいくつか… ( ´｡∩∩｡｀ ) ♡

ジャンルが青春小説なだけありますね！(*´σωσ`*)

 

書き始めが彼女の葬儀の話から始まるので結末は分かっていたのですが､

あまりにも想定外な結末に､涙脆い私はとりあえずめちゃくちゃ泣きました｡

 

実は今日でキミスイを読んでから4日経つのですが

未だに唐突に内容がフラッシュバックのように回想されます…｡

それもあって､ブログに書こうと思いました (*∩´ω`∩*)

 

話の内容が鮮明に想像でき､物語の中に入り込める…まさに傑作でした｡

また､万人受けする話だとも思いました！

大きめで分厚い本なのですが､本を読むのが苦手な方でも楽しく読めると思います｡

心からおすすめしたいと思えた小説でした ♪

 

ここで キミスイ公式ページ に書かれていた感想も紹介させていただきます！

 

予想外のラストに泣きました｡

本を読んでこんなに泣いたのは初めてです！ ( 13歳 女性 )

 

初めて本を読んで泣いた｡

自分でも信じられないくらい涙が止まらなかった｡ ( 18歳 男性 )

 

私が今好きな人に言いたい言葉第１位です｡

『君の膵臓をたべたい』 ( 21歳 女性 )

 

いい歳をして読む小説じゃないだろうと思いながら買ったのですが､

ページをめくる手が止まりませんでした｡ ( 61歳 男性 )

 

泣いた!!

69歳､本を読んで泣けるのはうれしい!! ( 69歳 女性 )

 

色んな方の感想を見ていても､やはり｢泣ける｣という声が多いです (´；-；｀)

｢本を読んで泣いたのは初めて｣って声も多いですね！(^^)

 

映画が公開したら絶対に見たいと思います！( ´っ｡•ч•｡c` )⌒♬⑅

そのときにはまた感想が投稿できたらいいな(^-^)♪

 

2017/08/21追記

君の膵臓を食べたい映画版の感想記事はコチラからご覧いただけます！